古家・古民家の改修・売買
- トップ
- 古家・古民家の改修・売買
古家・古民家は売却だけでなく再生・活用・投資も可能です
古家・古民家には物件に合った売り方・活用・リフォームの方法があります。
「こんなに古い古家・古民家でも本当に売却できる?」「リフォームして活用することはできる?」
とお悩みの方のために、ここでは古家・古民家の売却方法や再生・活用方法、古民家投資について、岡山の不動産会社「豊作家」解説していきます。
古家・古民家に関してこんなお悩みありませんか?
- 思い出ある家なので解体したくない
- 両親亡きあと空き家のままでどうにかしたい
- そもそもこんな古い物件売れるのか?
- リフォームする場合はどうしたら?
これらのお悩み、豊作家にお任せください!
古家・古民家を売る方法
古家・古民家を売却する方法をわかりやすくまとめました。「古い物件なのに売却できるのだろうか…」とご不安な方はぜひご覧ください。
古家つきの土地として売却する |
土地がメインで、購入時には古家もついてきますという形で売却する方法です。売主様としては古家に手を加えることなく、そのままの状態で売却することになります。 |
---|---|
更地にしてから売却する |
古家・古民家を解体して土地だけの状態にして売却する方法です。土地のみであるため買い手がつきやすく、解体後は古家の管理をする必要がないという点がメリットになります。ただし、解体費用がかかる点と固定資産税が最大6倍になるという点がデメリットです。ニーズにもよりますが、スムーズに売却・処分したい方に向いた方法といえます。 |
リフォーム後に売却する |
古民家をリフォームしてから売却する方法です。リフォームによって建物に付加価値がつき、売却価格を高めやすい点が大きなメリットとなります。ただし、設計・リフォームには費用がかかる点がデメリットです。また、ニーズに合わないリフォームをしてしまうと買い手がつきにくくなる可能性もあります。売却価格を高めたいという方にはおすすめです。 |
不動産会社に買取依頼をする |
古家・古民家を不動産会社に買い取ってもらう方法です。仲介売却では売却までに3ヶ月以上かかるのが一般的ですが、買取ならば数週間~1ヶ月程度で売却できます。ただし売却価格が市場相場より3割ほど下がってしまう点は注意しましょう。 |
このように古家・古民家を売却する方法はさまざまあります。ご希望やご事情に合わせて適切な方法を選びましょう。また、古家・古民家の売却では注意しておきたい点もあります。以下でまとめましたのでご覧ください。
残置物はなるべく早く撤去しておく |
ゴミはもちろん家財などの残置物は売却前に撤去しておきましょう。家財が残ったままでは売却を受け付けてもらえないケースがほとんどであるためです。 |
---|---|
本当に解体すべきか慎重に検討する |
古家・古民家は地域によってはニーズがあり、解体するよりも残しておいたほうが売りやすいケースもあります。そうした場合、解体してしまうと費用がかかるだけでなく、売却までに時間がかかったり売却価格が下がってしまったりすることもあります。本当に解体すべきかどうか、担当者に相談して慎重に検討してみてください。 |
補助金・助成金の有無を確認しましょう |
国や自治体では空き家問題の解決を促進するため、さまざまな補助金・助成金制度を設けています。売却や解体、リフォームをする前に、これらを活用できないか必ず確認しましょう。 |
人気の理由は?古家・古民家の需要
近年、高まる古家・古民家の需要
若い人や外国人の方たちの中には、古い日本の建物に新鮮味を見出している方も少なくありません。リフォームをした上で「古家・古民家に住みたい」「古民家を活用したい」と考える方が増えてきているのです。
また、古家・古民家を含む中古の戸建住宅はマンションよりも人気があります。土地付きの戸建てであれば駐車場を設置することができ、ペットの飼育やガーデニングを楽しめるといったイメージがあるためです。また、小さなお子さんがいるご家庭は近隣の方への騒音を気にされるケースが多いです。特に集合住宅ではお隣だけでなく上下階の住人にまで気を使わなくてはいけません。しかし戸建てであればお子さんが多少うるさくしてしまっても、近隣に迷惑がかかる可能性はほとんどありません。さらに、飲食店や時間貸しスペース、ファミリー向け宿泊・別荘施設などの活用方法も増えてきています。このように、古家・古民家を含む中古戸建住宅はさまざまなニーズに応えることができる不動産なのです。
そして豊作家の得意分野でもあります!
豊作家でも近年、古家・古民家の売却や活用についてのお問い合わせをたくさんいただいております。当社ではご依頼いただいた後に実際に現地へ赴き、不動産のプロの視点から古家の持つ本当の魅力を見極め、お客様のご事情・ご希望に合わせたご提案をさせていただいております。
ご相談・お問い合わせいただき拝見させていただいた古家・古民家は「まだ住める、まだ使える、まだお金を生み出せる」そんな金の卵であることがほとんどです。古家・古民家の需要が高まっているいまだからこそ、ぜひ当社にご相談くださいませ。
古家・古民家の活用方法5選
1.賃貸物件として貸す
古家・古民家を賃貸物件として貸すケースは増えています。日本の風情ある雰囲気を味わいたいという一定のニーズがあるためです。
賃貸として貸し出す場合、大家として入居者と直接契約する以外にも、サブリースや管理委託などの方法もあります。たとえばサブリースならば所有者が物件を不動産会社に貸し出して賃貸運営をすべて任せてしまうことが可能です。直接運営するよりも家賃収入は減ってしまうものの、入居者がいなくても収入が保証されるため安定感があります。
2.民泊や別荘として宿泊施設化
古家・古民家を民泊や別荘として貸し出す方法もあります。特に民泊は空き家活用の主役とも言える方法です。
近年、外国人観光客が増加して安価な宿泊施設が不足気味になっています。そこに空き家問題がマッチングし、2017年に「住宅宿泊事業法」が施行されました。それ以前と比べて簡単に空き家・空き部屋を貸し出せるようになり、いまや古家・古民家は民泊でもその割合を高めています。
管理・維持については委託することも可能であるため、オーナー様の手間もそれほどかからず空き家活用できるのが魅力です。
3.古民家カフェ・レストランとして運用
カフェ・レストランとしての活用も古家・古民家では一般的です。
事実、古民家カフェは古き良き日本の風情を楽しみつつ、落ち着いたひとときを過ごせるスペースとして人気があります。住居として活用しつつカフェスペースを提供することもできるため、老後の趣味や収入源の一つとして飲食店活用するケースも増えています。
4.オフィス・コワーキングスペースとして
古家・古民家をオフィスやコワーキングスペースとして活用する事例も少なくありません。近年はインターネットが普及し、場所を問わずに仕事をするノマドワーカーの増加やリモートワークを推奨する起業も増えてきています。そういった方たちに向けて、ゆったりとした空間で仕事ができるようなスペースを時間貸しするのです。
前述のカフェと併設することで、さらに売上を伸ばすこともできます。
5.子育てやセカンドライフの住居として
古家・古民家は子育て世帯やセカンドライフを迎える方たちにも人気があります。古家・古民家はのどかな田舎にあることがほとんどであり、ゆったりとした時間を過ごしたいと考える方たちにとっては最高の環境です。
たとえば、お子様にとって広い庭や遠くまで見える景色は心と身体を健康に成長させる栄養となってくれることでしょう。また、交通量も多くないため事故に遭うなどのリスクもほとんどないため、安心して子育てすることができます。
このように、古家・古民家はさまざまな方向に活用可能です。売却・活用・運用についてはぜひ当社にお問い合わせください。物件や地域ニーズに合ったご提案をいたします。
古家・古民家投資のメリット・デメリット
古民家投資のメリット
-
相続税対策になる
古民家の相続では「小規模宅地等の特例」を受けられる可能性があります。「親子に世帯で同居している」などの要件を満たすことができれば、被相続人の宅地に対し330㎡まで80%の税金が減額されます。他にも古民家の所有者を親、事業主を子供として登録することで、贈与税・相続税が発生せずに家賃収入を子供が受け取ることも可能です。
もちろん、税金については個々の事例により変わることもあるため、まずは不動産会社や税理士に相談してみましょう。 -
資産価値が安定している
古家・古民家は築年数が経過しても資産価値がほとんど変化しません。一般的に建物は築年数が古くなればなるほどその価値が減っていきます。これは築年数が一定以上経過すると、資産価値の下落カーブが緩やかになるためです。それに加え、古民家は「古さ」に付加価値がつき、それがニーズにつながっています。このような古民家ならではの特徴が、賃貸や売却においては有利に働きます。
-
固定資産税を抑えやすい
固定資産税は建物の築年数が経過しているほど安くなります。古家・古民家は築年数が数十年~100年という物件であるため、結果的に新築よりも固定資産税が安くなるのです。
古民家投資のデメリット
-
修繕・管理・リフォーム費用がかかる
古さが魅力の古家・古民家ですが、築年数が経てば経つほど、ところどころ劣化していきます。住居・賃貸・売却、いずれの場合であっても、問題があれば改修・修繕が必要となり、それなりの費用が発生します。また、古民家を現代の暮しに合わせるためにはさまざまな設備投資やリフォームも必要です。特に売却する場合は水洗トイレにするなどのリフォームは必須となります。
-
金融機関がローンを組んでくれない
田舎にある土地建物は担保としての価値が低くなりがちです。当然、築年数が数十年経過しているような古民家では担保としての評価もされにくい可能性があります。「古民家を担保にローンを組んで新居購入したい」という場合でも、ローンを組んでくれないケースも実は少なくありません。安定した収入を証明するなどして、信頼を得ることが必要です。
-
自然災害に弱い
最新の住宅と比べると古民家は耐震性・耐久性がなく、自然災害に弱いと言わざるを得ません。特に地震大国日本において、安全性を高めるためには補強は必須となります。ただ、補強工事・基礎工事を行うと1坪あたり15万円ほどかかるため、かなりの出費です。古民家の場合、耐震リフォームなどで国や自治体の支援制度を利用できる可能性がありますので、まずは確認してみましょう。
古民家を売るコツ、教えます!
近年、古民家にはさまざまな角度からの需要があるため、地域や時勢によって最適な活用方法が異なります。また、持っている魅力も物件によりさまざまあり、それを活かすコツも無限に存在しています。
豊作家では古民家の売却はもちろん、再生および活用についてのアドバイス・ご提案を行っております。お客様の利益につなげることはもちろん、古き良き日本の文化を後世に伝えることも不動産のプロとして大切な仕事であると私たちは考えております。
古民家の活用についてお悩みでしたら、ぜひ一度豊作家へお越しください。みなさまと一緒に、最高の活用方法を考えます。
PICK UP!古家と古民家の違い
「古家と古民家に違いってあるの?」確かに一見すると同じものを指しているように思えますが、実はこの2つには明確な違いがあります。
古家とは「築年数が経ち機能性が低下している古い家」のことを指します。つまり、古くて資産価値が下がっている場合はすべて古家となるわけです。
一方、古民家とは明確な定義はありません。ただし、国が制定する文化財登録制度を参考にした場合「築50年以上」というのがひとつの基準として考えられます。また、ただ古いだけでなく屋根瓦や白壁、土間など「伝統的な日本の建築方法や生活様式」が垣間見られるような風情を持った建物は古民家とされるのが一般的です。
このように考えた場合、古家という大まかなカテゴリーの中に古民家というジャンルがあるというイメージになります。
Menu 不動産相談メニューに関するその他ページは