空き家を処分する際は、基本的には自治体の指示に従って分別して処分することとなりますが、中には処分方法を決めかねるものもあります。
仏壇もその一つなのではないでしょうか。
今回は、所有している空き家に仏壇が残されている方に向けて、仏壇処分の手順や処分方法をご紹介します。

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空き家に残ってしまった仏壇はどうする？

空き家に残った仏壇は、今の家に持ち帰って管理を続けるか、処分するかの選択をすることとなります。
ご先祖の魂が宿るものとしてなかなか捨てがたく、これからも管理していくことも一つです。
持ち運ぶ先の家が仏壇の置いてあった家より狭い場合などは、仏壇の買い替えを検討することになるでしょう。
洋室しか仏壇を置くスペースがないという場合も想定できますので、現代の住環境にあった仏壇に買い替えることも方法のひとつです。
しっかりとした儀式をおこない、供養すれば仏壇処分も可能です。
仏壇の処分手順は、次の章でご紹介します。

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仏壇を処分する場合の手順

仏壇を処分する場合は、手順に則って進めるとスムーズです。
まずは、仏壇から魂を抜く「閉眼供養」という儀式をおこないます。
仏壇を設置した際には魂入れの儀式をおこなっているため、仏壇にはご先祖さまの魂が宿っているとされています。
そこで、処分をする前には住職にお経をお願いし、仏壇に宿っているご先祖の魂を抜いてもらうのです。
閉眼供養を終えた仏壇は、通常の家具と同じように処分することが可能です。
仏壇の中に大切なものが入っていることもあるため、すぐに処分せず中身をしっかりとチェックしましょう。
処分の際は行政の指示に従って処分することも可能ですが、寺院などでお焚き上げという清めの火で焼却してもらうこともできます。

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役目を終えた仏壇の処分方法

役目を終えた仏壇は自治体にごみとして捨てる、お焚き上げをお願いするといった方法のほかにも処分方法があります。
まず、近くに仏壇店がないか確認しましょう。
仏壇店もまたしっかりと供養をおこなったうえで仏壇を処分してくれる場合が多いです。
また、遺品整理業者も業務の一環として、仏壇の処分を受け付けてくれる場合があります。
不用品回収業者に処分を依頼する方法もありますが、閉眼供養をおこなっていない状態では受け付けていないこともあるので注意してください。

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まとめ

空き家にある仏壇は自分のご先祖が宿っていることもあり、処分するにも慎重になります。
処分の前にはお坊さんに依頼して、閉眼供養の儀式をおこなってから、仏壇自体を処分しましょう。
自治体へごみとして出す方法やお焚き上げをお願いする方法など、さまざまな方法があるので確認してみてください。
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